日本株は13銘柄、米国株は21銘柄、あとは米国ETF3つと国内投資信託3商品で運用しています。単純な保有株の勝敗で行くと、日本株10勝3敗、米国株は10勝12敗、ETFと投資信託は合わせて5勝0敗となっています。もともと分散されている投資信託は基本的にはリスクを抑えられているのと、毎月の積み立て購入にして株式の変動リスクを減らしているということもあり、それなりにいい結果になっています。個別株については、勝率こそ高いわけではないのですが、小さく負けて、大きく勝っているということもあり、全体としては資産はプラスになっています。改めて分散投資の重要性を振り返り認識した次第です。40代、50代となると残り10~20年くらいで老後を迎えます。私も投資歴8年程度ですので、10年もあればそれなりに資産を増やすことは可能かと思います。ただ、いきなり数十という銘柄に分散投資するのは資金的にも難しいかと思いますので、まずは投資信託の定期積み立てなどから始めて、徐々に個別銘柄を増やしていくという方向性がいいのではと思っています。
以下では、分散投資の重要性の解説と、ご参考までに私が注目している銘柄をご紹介します。個別銘柄についてはまた追々説明していきます。
1. 定期的な積み立て投資: 投資信託、ETF、ロボアドバイザーを活用して
40代・50代になると、一定の収入がありますので、毎月一定額を投資に回す積み立て投資がおすすめです。積み立て投資は「ドルコスト平均法」を用いることで、高値で買うリスクを減らし、長期的にはリターンが期待できます。具体的には、毎月同じ金額で購入することで、株価が高いときは少なく、低いときは多く購入することができます。参考ウェブサイト: 三井住友銀行
さらに、投資信託は手軽で、多くの資産クラスに分散されています。これにより、リスクを分散しながら効率的に資産を増やすことが可能です。また、ETF(上場投資信託)やロボアドバイザーも選択肢としてあり、自分のライフスタイルや知識レベルに合わせて投資方法を選べます。
日本株おまかせ投資、Wealth Wing2. リスクヘッジのための資産分散: 投資信託やETFで手軽にスタート
すべての資産を一か所に集中させるのはリスクが高いです。株式、債券、不動産など、複数の資産クラスに分散投資することで、リスクをヘッジすることが可能です。これは「分散投資」の原則に基づいており、一つの資産が暴落した場合でも、他の資産でカバーすることができます。参考ウェブサイト: 三菱UFJ信託銀行
特に初めての方や、手軽に投資を始めたい方には、投資信託やETF(上場投資信託)がおすすめです。これらの商品は、多様な資産に投資しているため、一つの商品で手軽に資産分散が可能です。
松井証券の投資信託~100円から取引できる~3. 積極的な税制優遇措置の活用
確定拠出年金(iDeCo)やNISAを活用して、資産形成を加速させましょう。例えば、100万円を投資して10%の利益が出た場合、通常だと20%の税金がかかりますが、これらの制度を利用するとその税金は発生しません。
税制優遇措置を活用しない場合と活用した場合で、10年後の資産の違いを計算してみましょう。
マネックス証券 つみたてNISA通常の場合(税制優遇措置を活用しない)
- 初期投資: 100万円
- 年利: 10%
- 税金: 20%(利益にかかる)
10年後の資産 = 100万円 × (1 + 0.10 – 0.10 × 0.20)^10
= 100万円 × (1 + 0.08)^10
= 100万円 × 2.1589
= 2,158,900円(約216万円)
税制優遇措置を活用した場合(iDeCoやNISA)
- 初期投資: 100万円
- 年利: 10%
- 税金: 0%
10年後の資産 = 100万円 × (1 + 0.10)^10
= 100万円 × 2.5938
= 2,593,800円(約259万円)
結果
- 通常の場合: 約216万円
- 税制優遇措置を活用した場合: 約259万円
差額 = 259万円 – 216万円 = 43万円
このように、10年後には税制優遇措置を活用した場合、43万円も多くの資産を形成できることがわかります。
ヒロ金の基本的な投資の考え方・方向性
- 得意な業界重点:ヘルスケア業界に知見があるので重点投資(業界知見がある方は重点もあり)
- 多様性:産業と地域(主に日本と米国)を分散 (最近の円安で米国株は買いにくい・・・逆に円安による含み益はある)
- 成長株と配当株のバランス: アマゾン、エヌビディアなどの成長株と、三菱UFJ、三井住友などの配当株のバランス (最近エヌビディアは好調ですが過熱しすぎているのでやや不安・・・)
- テクノロジーへの投資: テクノロジー関連の株や投資信託(netWIN GSテクノロジー株式ファンド、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など)が多く、成長が期待される分野に投資
日本株式
銘柄コード | 銘柄名 | 業界 |
---|---|---|
2150 | ケアネット | ヘルスケア |
2768 | 双日 | 複合 |
2914 | 日本たばこ産業 | たばこ |
3231 | 野村不動産HLDGS | 不動産 |
4661 | オリエンタルランド | エンターテインメント |
4974 | タカラバイオ | バイオテクノロジー |
6697 | テックポイント・インクJDR | テクノロジー |
7747 | 朝日インテック | テクノロジー |
8053 | 住友商事 | 複合 |
8306 | 三菱UFJフィナンシャルG | 金融 |
8316 | 三井住友フィナンシャルG | 金融 |
9101 | 日本郵船 | 運輸 |
9432 | 日本電信電話 | 通信 |
米国株式
銘柄コード | 銘柄名 | 業界 | コメント |
---|---|---|---|
AMZN | アマゾン | テクノロジー | |
ADBE | アドビ | テクノロジー | |
EW | エドワーズライフサイエンス | ヘルスケア | |
ABBV | アッヴィ | ヘルスケア | |
CCL | カーニバル | 旅行・レジャー | |
DOCU | ドキュサイン | テクノロジー | |
RMD | レスメド | ヘルスケア | |
GMED | グローバス・メディカル | ヘルスケア | |
TDOC | テラドック・ヘルス | ヘルスケア | デジタルヘルスで効率的な医療と個々に最適なケアを。長い目で見ていく。 |
CRWD | クラウドストライク | セキュリティ | |
HCAT | ヘルス・カタリスト | ヘルスケア | デジタルヘルスで期待の企業。だが・・・まだ日の目を見ない。 |
MED | メディファスト | ヘルスケア | |
MDT | メドトロニック | ヘルスケア | |
NVDA | エヌビディア | テクノロジー | |
U | ユニティー・ソフトウェア | テクノロジー | |
GDRX | グッド・アール・エックス | ヘルスケア | |
JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン | ヘルスケア | |
MQ | マルケタ | フィンテック | |
DOCS | ドクシミティ | ヘルスケア | |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 消費財 | |
CRM | セールスフォース | テクノロジー | |
ISRG | インテュイティブ・サージカル | ヘルスケア | |
UNH | ユナイテッドヘルス・グループ | ヘルスケア | 米国の病院グループは提携買収を繰り返して大きくなっている。 |
投資信託
ファンド名 | 業界 |
---|---|
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース | テクノロジー |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国株 |
インベスコQQQ 信託シリーズ1 | ETF |
Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF | ETF |
バンガード・米国グロースETF | ETF |
いかがでしたでしょうか。今後、更に詳しく解説していきます。お楽しみに!
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